全国のお悩み女子必見！"注文の多いズボラ系女子"のワガママスタイルは叶うのか…！？

今回の舞台は、大阪のオシャレ最前線スポットにある美容室、trico 梅田店様。 「とにかくこの髪をなんとかしたい！！！」という必死の想いを胸に、 自称ズボラ系女子代表の特派員Mが、"ワガママを叶えてくれる"と噂の副店長 原田さんを直撃しました！

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女性なら誰もが通る道！？ 「伸ばしたい！切りたくない！けど変わりたい！」を叶える！

長い間ショートボブだった故に、そろそろロングヘアにしたい特派員。しかしここでやってきた、「肩に当たって髪がハネる問題」。
前回このラインに到達した所で、ハネに打ち勝つことができず、断念。 今回は絶対に伸ばしたい！という強い意志のもと、あらゆる要望をありのまま伝えてみることに。

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不満だらけの表情で、ズケズケと遠慮なしに注文開始！

ーあの、早速注文いいですか？今回は絶対に、伸ばしたいんです。でも変わりたいんです。

「なるほど。わかりました。では、カットは整える程度にしましょうか。 下の所は伸びてくるとまたハネるので、切らない方がいいですよ！軽くしすぎない方がいいですね。 カラーのご希望はありますか？」

ーあ、はい。あの、明るくなってもいいんですけど、ギャルみたいになるのは嫌です。 目つきが悪くって(笑)、キツく見られるので…あ、でも大人っぽくなりたいんです。 キュート系とかモテ系はどう見てもそういう顔じゃないんで。心得てます。

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なりたいを導き出す、巧みな話術に脱帽…

ーあの、どうですかね？私に似合うカラーとかってありますか？

「どういう印象に見せたいかによりますね。いつもアッシュ系にされてますよね？」

ーはい。柔らかく見せたいが為に…でも、いつも色抜けちゃうんです。

「柔らかくっていうのは、きっと透明感とかですよね。もう少し気持ち明るいんだけど暗い。でも黄色っぽい明るさじゃなくて、グレーっぽく抑えながらの明るさとか。」

ーそうなんです！！！それです！！！まさに！！！！(心を読まれている！！？)

「ガラっと変わりたいのなら、今だったら秋っぽく暗くしちゃうのもアリですけど。 でもクリーンヒットはグレー系ですよね。 Mさんは赤みが出やすい髪質なんで、丁度いいと思います。」

ーそうですね、今の気分はとにかく柔らかくて、かつ大人っぽくて、伸ばしかけでも素敵で、変わったなー！！ってなるやつです。あと私、セットが苦手なので、スタイリングのコツとか教えて欲しいです… あの、ワガママばっかり言ってごめんなさい…

「全然いいんですよ。美容室はワガママを言うとこですからね。 さっ、では変身しましょう！」

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ただ色を入れるだけじゃない！全体をキレイに見せる"デザインカラー"って？

ー原田さんはカラーが得意とお聞きしましたが、今回のポイントはどんな感じですか？

「今よりも明るいラインで染めると、絶対褪色はしちゃうんですよね。ということを考えたら、 明るさは今くらいをベースにもっていきます。でも、少し変化を持たせたいので、デザインカラーを提案したいなと」

ーうっ…デザインカラーって聞くと、なんか派手になるイメージなんですが…

「デザインカラーって、1部分に明るいカラーが入るだけでなくて、 全体をよりキレイに整えることができるんです。」

ーえっ、そうなんですか！？知らなかったです。

「今回は小顔見せデザインカラーをしようと思います。顔周りは少し引き締めた方がいいんですよね。 あくまでもさりげなく、ローライト(暗めの色)を入れます。で、今回はボリュームをカットでは出せないので、 カラーの方で膨張色、ハイライト(明るい色)を入れることによって、横軸と縦軸を強調して、 全体的に顔のバランスを良く見せることができます。引き締めるところと、膨張させるところをつくってあげます。」

ーなんかすごい！説明が具体的だから、わかりやすくって安心できますね。

「大切にしているのは、雰囲気で"ここ切っちゃえばかわいいよ！" とかじゃなくて、ちゃんと理論付けて説明すること。 ちゃんとご説明した上で、じゃあこっちがいい、というのをお客様自身が選べるようにしています。」

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これが小顔デザインカラーです！！

ーカラー終了！すごい！なんかツヤっツヤですね！すごいさりげなくですけど、立体的に見えるからこれだけでも変わった感じしますね！

「見えますかね？ここがローライトで、ここがハイライトです。あと、自称ズボラ女子ということで（笑）、リタッチが目立ちにくいように、根元にもさりげなくローライトを入れています。」

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切るか伸ばすか迷う時は、"その長さを十分楽しめたか"で決める！

「さて、カットなんですが、前髪はどうしましょう？」

ーあの、どっちでもいいんですけど…扱いにくいのは嫌なんです。

「正直、"変わった感"は出せるんですけど、扱いにくいって分かってるなら、やめましょう。 スタイリング次第では、トップにふんわり感を持たせられますので」

ー実は、前に1回切ったんですけど、毎朝大変だしペタンコになるしで… ズボラ故に、楽な方がありがたいです。やっとここまで伸びたから…変わった感じ出したいのもあるんですけど……どうしよう……

「よし、切るのやめましょう！」

ーえっ、なんかそんなにハッキリ言って頂けると、決めやすいです！

「僕がお客様にスタイルチェンジを提案する時に気をつけてることって、 その長さを楽しんだかどうかなんです。 長ければ切りたいし、短ければ伸ばしたいってのが心理ですよね。 ただ、伸ばしてみて、その長さを楽しめたか？楽しめたなら、切っても後悔はない。 でもまだこの前髪、楽しめてないですよね。じゃあ切らないほうがいいです。 ただ、変化をつけたいなら分け目は少し変えましょうかね。ぐっと大人っぽくなりますよ！」

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そして完成スタイルがこちら！特派員に笑顔が…！！

ーえっ！！！すごい！！あんまり切ってないのに、全っ然違う！！！！

「耳の横あたりにボリュームがくるようにスタイリングしています。 アイロンで巻くコツは、アイロンを離す前に少しねじること。 そうすることで、固くなりすぎない、自然なカールが作れます。」

ーカラーも落ち着いてるのに、光に透けると少し明るくて、柔らかく見える！
正直、こんなに変われると思ってなかったです。ホントにありがとうございます！！

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特派員からの推薦コメント

原田さんってこんな人